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伝える心

先日、ある方にベアの説明をしていたら彼女が突然

「わたしがお客さんだったらさらさんのベアを買っているわ」と言った。

ちょっと驚きつつ数年前のことを思い出した。その時も、ほんのちょっとカラクリのある絵だったので、そのことについてある女性に説明したら彼女は想像以上に感動してくれたのだった。

いつも、自分は言葉で表現することを苦手にしている。くだらないことは喋り倒すくせに大事なことは上手く表現できない。

学生時代はデザインを専攻していた。先生は「デザインにおいてはまずプレゼンテーションが大切だ」と言っていた。どんなにいいものを作れたとしても、まずそれを人に言葉で伝えられなければつくる段階にまでもってけないってこと。

そういえば「現代美術」という科目もあって、それはまさにプレゼンが全てのような授業だった。いつも時間の終わりに課題が与えられ次の時間までに用意し、一人ひとり発表して最後に先生が講評するというもの。最も苦手とする科目だと思っていたのに何故だかいつも好評だった。
例えば「音を録音する」というお題では、ちょうどW杯でオランダが負けた直後だったので、西ドイツとの試合のハイライトを録音して、いかにわたしがオランダ代表を愛していてこの試合でどれほど悔しく悲しい思いをしたかということを熱く語ったのだった。完全に自分が好きなことをしただけだったのでまさかあれほど好意的に受け取ってもらえるとは思ってもみなかった(笑)。

そんなことを色々思い返してみて感じるのは、絵でも音楽でも言葉で伝えることも大切だということ。そしてそれは心がこもっていてこその言葉だということ。不器用でも、人の心を動かすのはやっぱり心なのだと思うのだ。
なーんていいながら私、テクニックに落とされたりなんてこともありそうで・・・

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コメント

昔から『言霊』って言葉が有るくらいだからね。

投稿: Roberto | 2005年11月 6日 (日) 09時39分

そうね。。。

言葉を知っていても体験しないとしみじみ分からないこともあるよね。

投稿: さら | 2005年11月 7日 (月) 18時44分

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